月別アーカイブ: 2004年10月

若返り

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半 年ほど前から近くのものを見る際に焦点があわず遠近感の判断がつかないことが多くなってきました。42歳にもなればそろそろ老眼では思っていましたが、な んと少しですが視力がよくなっているではありませんか。度がきつすぎ焦点が合わないのではとのこと。メガネを新調することとなり無駄な出費となりましたが 若返ったようで喜んで帰路に着きました。

写真上はDining Chair 01の機械での作業が終わったところです。この後、手鉋で前後の脚を自分でイメージしたラインを出すべくひたすら削っていきます。写真下は前脚、後脚別々に組み立てたところです。接着剤の乾燥をまって前後を組みたてることとなります。

Dining Chair 01

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現在、Dining Chair 01の試作を行っています。初めての布張りの椅子と言うこともあって慎重に作業をすすめています。デザインの決定には随分時間がかかりました。今回の納品は4脚ですが出来れば我が工房の定番にしたいと思っていますので。

写 真上はほとんど判別出来ませんが原寸図、そして我が愛読書「デンマークの椅子」。この本を最近毎日のように眺めていますが見れば見るほど美しい椅子の数々 です。当然座り心地もいいのでしょうが、これに負けない椅子を作ろうではありませんか。写真下は一脚分の材料となります。脚がくの字に曲がっていますので 当然無駄になるところが沢山でてきます。

台風23号

台風23号上陸の恐れがあるので今日は工房での仕事を休むことにしました。

昨 日はこれから製作にはいるダイニングチェアーの布張り(シート)の件で業者と打ち合わせとなりました。初めてのこととなる故、得るものは沢山あり充実した 一日でした。ハンス.J.ウェグナーの「Cow Horn Chair」のシート部分をイメージとして話を進めたのですが普段写真を見ていただけでは気づかないことが張りの専門家から見れば細部までこだわって作っ ているとのこと。見えない所もしっかりとした考えを持つことが必要なのだと改めて感じた次第です。しかし今の自分が妥協したり割り切ることは自ら進化する ことを放棄するようなものだとはわかっているのですが、、、。

リフォーム

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勉強のためとの理由で我が家のリフォームに挑戦しました。無駄なスペースが多く家具職人になる前から何とかならないものかと思っていたので作業の合間(?)をぬって行いました。家族には『スッキリ』と好評です。使用した材料はスプルース、シナ合板、アガチスです。

Shell Stool

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Shell Stoolがようやく完成しました。座板に使用したケヤキの紅褐色さがオイル塗装することでより一層鮮やかさを増しました。一方ナラ材が比較的白っぽく仕上がりましたのでそのコントラストが非常に印象的です。

◇ケヤキ、ナラ◇シート高:430ミリ
◇参考価格(全てナラ材での場合):39,900円(税込)

手道具

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多 くの機械を使っての家具製作ですが最後の仕上げは手鉋で仕上げます。まさに腕の見せ所と言ったところでしょうか。(ただし、その後サンドペーパーをかけて 塗装となります。)鉋を上手く使いこなすには刃物の研ぎだけではなくそれ以上に鉋台の調整が重要です。材料によっても刃の角度を調整したりとなかなか奥の 深い道具です。短期間で習得できるものでもありませんので習得への近道は毎日使うことなのでしょう。しかし作業内容によってはしばらく鉋を触らないことも あります。

一 年間の職業訓練校での勉強後即独立をしました。ですから解からないことが沢山あります。しかし今は便利な世の中でインターネットで検索すれば家具工房の ホームページで技術的なことを掲載しているサイトに出会います。そんなときはしっかりコピーしてファイリング。あとは海外の木工雑誌も積極的に購入してい ます。が、当然英語なのでどこまで理解しているかは疑問です。そんなわけで資料とにらめっこしながら工作することもあり納品までに時間がかかりお客様には 大変ご迷惑をおかけしています。

第1号

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工房を設立後記念すべき最初の仕事となったワゴンです。上段に電子レンジ、二段目はスライドテーブルとなっており炊飯器を置くというよくあるタイプの家具です。限られたスペースを有効的に利用する家具を提供できるのも注文家具家具工房のよさと言えるでしょう。

機械について

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写真を見ればわかるように沢山の機械を使っています。新品?いえ、一台(集塵機)を除いてすべて中古品、それも昭和の時代のものばかりです。でもきち んと家具は出来上がります。精度のいいものもあれば一寸困ったなというものもあります。そんな時は勘を働かしてうまくきりぬけ最後は腕でカバーしています (本当かな?)

一 番下の写真は現在製作中のShell Stoolの前脚に穴をあけているところです。椅子の製作には後脚に代表されるように部材同士の接合が直角でない場合が多いこと、背もたれに代表されるよ うに曲線が多いことなどの理由から加工は結構大変です。この写真はそれほどでもありませんが補助具(治具)を作り慎重に作業を進めていきます。他に後脚の 倣い加工用テンプレート、座板の倣い加工用テンプレートなどです。どんなStoolが出来上がるのでしょうか。もうしばらくお待ち下さい。

工房

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工房は自宅から車で約30分ほどの茶畑の中にあります。製茶工場だったこともあり敷地面積はなんと約100坪もあります。こんな広い場所を探していたわけではありませんが幸いにも広くてきれいな場所が見つかり即決。贅沢にもここを一人で使ってます。ただし、掃除は大変です。直接見ることは出来ませんが工房のすぐ前を櫛田川が流れている関係で、雨降りの日などは特に高湿度となります。お茶にはよくても家具製作には少し厳しい環境なのかもしれません。

今日の写真ですが何かの形に似ていませんか?そうです、貝殻の形です。Shell Stoolと命名しようと考えてます。家を建て替えたときに残しておいたケヤキで来客用にちょっと座ってもらえる椅子が欲しいと依頼がありました。随分待っていただいておりますがもう少しで完成です。座面はケヤキ、脚はナラを使ってます。

今日からBlog!!

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今 日から家具工房-製作日記のはじまり、はじまり。ホームページを開設する程の製作例がないので日記形式で家具工房 サラ・スタイルの活動をお伝えしたいと 思います。木工のことや日々雑感、家具の紹介などなど。これまでの製品もおいおい紹介します。まだまだ未熟な家具職人ですのでお恥ずかしい限りですが私の つたない日記を通して無垢の家具の良さを一人でも多くの方に知って頂ければ幸いです。また、少しでも自分が進化する助けになればと思います。

写真は叔母から依頼のあった見台(雅楽演奏に使用する譜面台)です。材は松の一種のスプルース。桧かヒバで作れればよかったのですが。上部の板と支柱は持ち運びが楽なようにスライド式で抜き差し可能です。